第3回配本氏人置文

賀茂別雷神社に奉仕する神職集団である氏人は、厳密には社司と氏人に別れ、前者が4家(近世前期以降7家)であったのに対し後者は140家の大集団であった。かれらは13世紀中期以降、「惣」をむすび賀茂六郷や賀茂社家町の領主として独自の世界を形成していた。神事・祭礼から日常の生活規範にかかわることを事あるごとに置文を作成していたこともそのひとつである。今回、享徳2(1453)年から寛文年間(1661~72)までの置文などを全文とりあげた。

2019年9月30日発行、ISBN978-4-9910201-1-7
A5版・口絵カラー/本文1色刷・上製本(口絵18頁・本文530頁)
【発行】賀茂別雷神社
【制作・印刷】山代印刷株式会社出版部
【定価】3,000円(税込)